以下のイラストのとおり、炭酸を作ってみましょう。とても簡単です。
1.重曹、クエン酸、乾いたグラスを用意します。
2.グラスに、クエン酸と重曹を、1/2カップ程度を投入します。
3.スプーンで粉を混ぜます。しかし、反応はまだ、ありません。
しかし、水を追加すると、シュワシュワっという発泡音とともに、気泡が噴き出します。
水をコップいっぱいに注ぎましょう。
炭酸水の出来上がりです。
一口飲んでみてください。味はいかがですか?
また、コップを手でふさいでください。
どうでしょう?だんだんと塞ぎにくくなりませんか?
このように、「内圧(内部からの圧力)」が大きくなり、最終的に手が押しのけられます。
以上、
炭酸水の作製で得られた実体験より、
- 重曹とクエン酸を混ぜても、反応は起こらない
- 重曹とクエン酸に「水」を加えると、化学反応が起こり、気泡が発生する。
- 出来上がった炭酸水は、すっぱい(苦い)
- 手で密閉すると、内側から手を押す力(内圧)が働く。
- 内圧は大きくなり、内圧>手の力になった時、手が押しのけられる。
ということがわかりました。
上記と内容は同じですが、化学的な用語を加えて違う表現にすると、
- 重曹+クエン酸+(水)→ a二酸化炭素(気体)+bクエン酸3ナトリウム(水溶)+c水
- 発生した気泡は「二酸化炭素(CO2)」
- 炭酸水のしょっぱい(苦い)味は、クエン酸3ナトリウム
- 密閉空間で気体を発生し続けると、気圧が上昇する。
と、いうことができます。
以上、実体験を通じて、「知っておくべき知識」で述べたことの半分程度を理解できます。
残りの半分は、炭酸製造器キリツボを使用しながら、ゆっくり理解しましょう。
「炭酸製造器キリツボノ使用手順」にお進みください。
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